Greco EG900
Greco製のレスポール「EG900」です。シリアルから見て76年製です。
こちらには貴重なピックアップ「 U-4000搭載 」が搭載されています。
スペック
ボディ:メイプル単板削りだし/マホガニーバック
ネック:メイプル
指板:ローズ(ハカランダ?)
PU:U-4000
まとめ
こちらは76年製ですが76年のカタログを見ると指板はローズ、PUはU-3000。
77年のカタログにはエボニー指板でU-4000になっています。
ポットなどアッセン関係をみると当時の物とは考えにくいCTSポットが付いているのでPUも3000から4000に交換されているかもしれません。
こちらは購入の際に楽器店情報でハカランダ指板とありました。
76年ならカタログスペックでローズなのでもしかしたらハカランダなのかもですが、カタログにはローズとしか書いておらず誰がハカランダと判断したんだろう。
ちなみにこの頃のエボニーも縞エボニーという材で見た目がローズっぽいんですよね。
ハカランダの見分け方(素人考察)
これよく疑問に思うので調べてみるんですが毎回「よく分からーんてなる」
正確には
・ハカランダ=ブラジリアンローズウッド
・ニューハカランダ=インディアンローズウッド
って事ですよね?
これが結構全部ハカランダといわれるので分からなくなる。
ブラジリアンローズウッドの代替品?がインディアンローズウッド?
・高級モデルについてる凄い杢目の指板→ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)
・そこまで高級じゃないけどハカランダだよって指板→ハカランダって書いてあるけどニューハカランダ(インディアンローズウッド)
そもそも物によっては普通のローズとニューハカランダの違いもプロの楽器店や材を扱う方でさえ実際は見た目で100%判断はできないと聞いた事があります。
匂いを嗅ぐと分かる説もありますが、素朴な疑問、レモンオイルとかで磨いたらわからなくないですか?(;^ω^)
そもそもブラジリアンローズウッドとインディアンローズウッドの匂いは同じなのか?
当時のGrecoにはカタログを見ると指板がローズ(インディアンローズ)と書いてあるモデルがあります。市場ではハカランダとされてますが正確にはニューハカランダって事なんですかね?
以前、楽器店の人に聞いた話では所謂ジャパヴィンに付いているハカランダ指板はそんなに良い材ではなかったようです。
Grecoの上位モデルはハカランダ指板だったと見た事があります。以前「EGF-2500」を扱った時に見た時は結構色が赤みがかってた感じがしました。
EGF-2500指板↓
どうですかね?通常のローズに比べて赤みが多い気がしますよね?
これはハカランダ(ブラジリアンローズウッド)なんでしょうか?
私は材についてはほぼ分かりません。こんなに本数を見て色んな材の杢目も沢山見てきましたがやっぱり分からないです。ただ楽器店のスタッフの方と話したりすると、実際はスタッフの9割の方が分かってないんじゃ?と思ってます。
大手楽器店でも「必ず一人はいる経験豊富な重鎮」の方や老舗のヴィンテージショップさんなんかはもちろん分かると思いますが、物によっては微妙に迷う事はあると伺った事もあります。
う~ん、深い、深いぜ。
だから皆さんそこにロマンを感じるんでしょうね~。
結局、改めて調べてみましたが今回も「深すぎてやっぱり分から~ん」です(笑)
長々と書いたのになんか、すいません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m
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