ジョージハリスンとスクワイヤー No.18 Squier SST-50 JVシリアル

Squier SST-50 JVシリアル
スペック
まとめ
余談　ジョージハリスンとスクワイヤー
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Squier SST-50 JVシリアル

Squier製の「SST-50」です。人気のJVシリアル、フジゲン製です。ネックデイトが83年8月となっています。

ネックポケットには「Dスタンプ」がありますね。

JVシリアルについてはこちらをご覧ください。↓

はじめにJVシリアルについては色んな楽器店さんやマニアな方々がネットにあげてますが当ブログでもとりあえず簡単にまとめてみます。そんなのもう知ってるよ！って方もいらっしゃると思います。私もそう思います（笑）でもそんなの「知ってるわけないよ！」...

スペック

ボディ：アルダーまたはアッシュ
ネック：1Pメイプル
指板：メイプルまたはローズ
PU：SQ5　HOT ROD PU×3

色がレイクプラシッドブルー、キャンディアップルレッドなどのメタリックカラーは5000円高い「SST-55」だそうです。

※83年カタログより

まとめ

この頃のフェンダーの下位モデルが65なので定価15000円差。
83年ならまだブラックボビンのUSAピックアップだったのでその差ですかね？

SST-55があったのも今回改めて調べて知りました。

ピンクのメタリックカラーのSSTをたまーに見かけるんですがレアカラーなのかいつも高値で落札されています。あれ良い色なんですよね～。

あとスクワイヤーのストラトについて今回調べていてまた分かった事があるので↓の余談をご覧ください。（まあ、有名な話ですけど、、、）

余談　ジョージハリスンとスクワイヤー

スクワイヤーのストラトと言えばあの「ジョージハリスン氏」が使っていた事があると言われていますが、それは今回書いた個体よりもっと後の90年代の個体だったようです。

息子の「ダニー・ハリスン」に贈ったスクワイヤーのストラトが、自分で弾いてみてかなり気に入ったようでご自身のステージで使っていたそうです。

それを聞きつけた当時のフェンダー社がジョージの為にジョージ好みの仕様で製作、それをプレゼントしたそうです。

当時のフジゲンが制作したその個体はシリアルから91年製である可能性が高いそうです。
見た目はそのままの「シルバーシリーズ」ですね。

その後、そのギターはジョージが敬愛するコメディアン、スパイク・ミリガンにプレゼントされました。そして更にその後、スパイク・ミリガンから、国際的なセッション・ギタリスト、トロイ・テンペストに贈られたそうです。渡り歩いていますね、、、。

っで2003年にこのギターがオークションに出品されて存在が公になったそうです。

その後Fender Japanに在籍していた方がこのギターの復刻を本社へ申請、それで作られたのが日本国内限定で250本販売された「Squier DH Stratocaster」だそうです。（DHはDark Horseから）

そのギターの開発に携わった方のブログがこちら↓

『ジョージ・ハリスンのSquierストラトキャスター（その１）』

ジョージ・ハリスンは、多くのギターを所有していたことで有名ですが、そのギターのほとんどは、現在では一人息子のダーニが受け継いでいます。その中には、リッケンバッ…

ジョージが使っていたのは日本製ですが「Squier DH Stratocaster」はヘッド裏にmade in Chinaとあるので中国製のようです。

見た目で他のスクワイヤーのストラトとの違いが無いか調べてみましたが

・ワンピース・メイプル・ネックである。
・黒ボディ
・ミント・ピックガード
・スモールヘッドに80年代末～90年代初期のSilver Squier Logo復刻。

ん～こりゃ見ただけじゃ分からんね。

ちなみに私もシルバーシリーズのストラトを使ってました。当時はめちゃ安だったのでお金の無いバンドマンにはちょうどいいギターでした。ヤフオクで買ってリペアショップに持っていったらリペアマンも「これ良いギターだねぇ」と褒められた記憶があります。流石は日本製。

もちろん次のギターを買う時に売っちゃいましたけど（だって貧乏バンドマンなんだもん！）

次に買ったのは72仕様のストラト、これもスクワイヤー。でも人気のEシリアルの個体でしたよ。

このギターも売っちゃったけど買い戻したいな～って20年近く探してます。まあ、見つかりませんよね、、、。

最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m