タフであれ！ No.171 Fender Japan MG69-BECK-COR（BECK コユキモデル）

Fender Japan MG69-BECK-COR（BECK コユキモデル）
スペック
まとめ
余談　当時のライブハウス事情
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楽天ROOMもやってるよ。

Fender Japan MG69-BECK-COR（BECK コユキモデル）

Fender JAPAN製のムスタング「MG69-BECK/CO」です。

漫画「BECK」の主人公「モンゴリアン・チョップ・スクワッド」のギタリスト「コユキ」がコミックスの中で使用していたコンペティションラインが入ったオレンジカラーのムスタングです。

スペック

BODY POPLAR
NECK MAPLE OVAL TYPE, 305 SCALE
FRETBOARD ROSEWOOD, 184R, 22F
NUT WIDTH 40mm
PICKUPS MG-SINGLE X 2
CONTROLS & SWITCH 1VOL, 1TONE, PICKUP ON/OFF/PHASE SW x 2
TREMOLO DYNAMIC VIBRATO
MACHINE HEAD SCHALLER F-KEY

まとめ

バンドマンはみんな大好きな漫画「BECK」のコユキモデル。

日本でも人気なんですが近年では海外でも人気があるようで市場では高騰してきています。
このモデルはなかなか市場に出てこないんですが最近似たモデルが発売されましたよ。

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黄色ならコユキ、青ならカートコバーンですね。

コユキのテレキャスのTL68のブログはこちら↓

ダイジョブ　ダイジョブ～　No.254 Fender Japan TL68-75BC BECK コユキ

Fender Japan TL68-75BC BECK コユキFender Japan製のテレキャス「TL68-BECK 」です。Crafted in Japan　Q0 + 5桁の数字ですので2002～2004年製です。コミックス「BECK...

ちなみにWikipediaにも書いてありますがBECKの作者のハロルド作石さんは私の地元の名古屋の守山高校出身。

ゴリラーマンの舞台は守高だったので制服も守高と同じデザインでした。通っていた友人がいたので今も見ると懐かしい感じがあります(´∀｀*)ｳﾌﾌ

余談　当時のライブハウス事情

最近ではぼっちちゃんなんかでも結構リアルに描かれてますがチケットノルマやアルバイトしながらスタジオ練習代を払って活動、ツアー車の運転が誰がするだの、みんな金が無いのも（笑）BECKはかなりリアルで面白いですよね。

私が現役の最初の頃はライブハウスに出るには
・まず箱に音源を持っていき（または送って）、聴いてもらってOKなら
・お昼のオーディションに出演しライブを見てもらいOKなら
・やっと夜のライブに出演（もちろん最初は平日1番目（笑））

という流れが基本でした。オーディションは技術もそうなんですが箱によって色（ジャンル）があったのでそれを見たかったんだと思います。土日はバンドのイベントがメインで出たければ自分たちで企画をやるしかなかったですね。

ちなみに私が上京した時はまだ「デモテープ」でした^^;

下北沢の有名ライブハウスに持って行った時は「一ヶ月後に連絡します。もし連絡が無かったらそちらから連絡してきてください」なんてお店もありました(;´Д｀)

その後、何年か経ったのちにそこで普通に出演できるようになった時は感慨深かったですけどね。

先輩から聞いた話ですとバンドブームの時、まだ東京に今ほどライブハウスが無い時は、
・まずは平日お昼ライブ
・月曜夜1番目
・月曜以降の平日夜
・土日の昼
・これを乗り越えたら土日のイベント出演

ここまでの流れはほぼ同じなんですがこれに加えて毎回動員を最低でも30～50人入れないと進んでいけなかったそうです。土日なんて100人近く動員がなければ入れてもらえなかったそうですよ。

動員がそれだけあれば今みたいに5バンド～なんかではなく基本は3マン。それでもファンが多い日は転換時にお客さんの入れ替えもあったとか^^;

上記の状況ですからライブハウスに出るだけでも相当大変だったそうです。

もちろん当時はチケットノルマはありませんが、やれる箱は少ない、それでいて強力なライバルは多い、ゆえに試練も多い。ライブハウスのスタッフも本気で叱ってくれる人が多かったそうです。今でこそバンド仲間で仲良くワイワイなんてありますが、当時はピリピリしていて楽屋や本番前も話なんかしなかったそうです^^;

まあ、そこから勝ち上がってきた世代の人達、ブルーハーツ、ユニコーン、ジュンスカ、それこそBOØWYだって通ってきた道なんでしょう。

その辺りの人達は動員なんてあって当たり前だったでしょうけどね。（じゃなければ今は無いはずなので）そこを生き抜いてきたその世代の方々は皆さん元気ですよね～（笑）今も現役バリバリの人が多い。

バンドブームからメジャー落ちした人たち、最近になってまた盛り上がっている世代の人たちと当時よくお話しさせてもらいましたが、全然あきらめてないんですよね。しがみついてでも這い上がろうと、売れてお金にしていこうと皆さんとてもタフなイメージでした。

私はよく「お前にはそう言う根性が足りねー」と叱っていただいてました。良い先輩でしたね。
いつか特大の恩返しがしたいな～。っと思って早10年以上（笑）

最近ちょいちょい聞く、ノルマがどうとか箱のスタッフの態度がどうとか言ってると、この世代には勝てませんよ～(^_^;)

最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m