リンゴは美味しい No.188 H.S.Anderson HS-A1J

H.S.Anderson HS-A1J
スペック
まとめ
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H.S.Anderson HS-A1J

H.S.Anderson製の通称アップルギターです。仕様から見て型番は「HS-A1J」かと思われます。

80年代に製造されていたリンゴのような形が特徴のモデルです。

スペック

ボディ：マホガニー（中心を塗装しない）
ネック：メイプル
スケール：628mm
PU:マイティーマイト製ハム

まとめ

面白いモデルですね～。ZO-3もそうですが遊び心がないと思いつきもしませんよね(^^♪

詳細を調べていたら驚くほど詳しく調べてらっしゃる情報がmixiにあったのでそのまま抜粋させていただきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ＨＳ－Ａ１Ｄ
スペックはシャーラーペグ、バダスブリッジ、ビルローレンス製ブラックラベルシングルピックアップ、削り出しローズエスカッション・ノブ、ウォルナットをはさんだメイプルボディー、ローズ指板、緑べっ甲ピックガード（＊１）、茶色べっ甲バイディング、セットネック、ヘッドは黒。
（＊１生産時期によって茶色べっ甲）

ＨＳ－Ａ１Ｊ
スペックは国産モーリスペグ、バダスタイプブリッジ、マイティーマイト製ハムバッキングピックアップ、メタルノブ、中心を塗装しないマホガニーボディー、ローズ指板、黒ピックガード・バイディング、ボルトオンネック、ヘッドはボディーカラーと同じですが、黒のみゴールドのデカール仕上げのようです。
こちらのタイプはアップル?といわれていたような・・・。

型番不明のモデルも多数あり。
アーチドトップやセットネックのハムモデルもあります。
パーツの統一等してなく、あるもので作っていたらしいので、
生産時期により様々な仕様があります。
ちなみにシリアルＮＯの管理もしてないそうで一貫性はないそうです。

ただメーカーにも資料がないそうなので皆さんで補完できればと思います。

H.S.Andersonとは

アイスクリーム・コーポレーションから出向？の椎野秀聰さんのイニシャルからとの説や、林さん椎野さんの頭文字に下の息子（ちん○）というお茶目？な噂もあります。
椎野さんは楽器業界ではものすごい有名人で、ヤマハをはじめ、フジゲン（当時はグレコの製造元）、モーリス、フェルナンデス等を渡り歩き、ＥＳＰやベスタクスを立ち上げた方でもあります。（現在はベスタクス会長）

由来については正確な事は本社と工場でもわからないそうです。

が、イケベ楽器のホームページによると、

H.S.Andersonは1974年、サウンドデザイナーの椎野秀聰氏と彼の信頼する数人のブレーンにより「遊び心に溢れ、それでいて高品質な楽器」をテーマに、モーリス工場の、現在でいうところのカスタムショップ部門で立ち上げられたブランドです。
ブランドのアイキャッチャには音に狂って荒ぶる魂を「恋猫」で表現、ロゴは猫の尻尾の様な曲線で描かれました。
ブランドロゴにもテーマである「遊び心」は息づいているのです。
ブランド名の「H.S.」は秀聰（ヒデサト）椎野（シイノ）のイニシャルから、「Anderson」はロードレース世界選手権で通算4度のワールドチャンピオンに輝いたバイクレーサーHugh Andersonから。

Houstonとは
万有引力、リンゴが木から落ちるヒューストンからだそうです。
デザインはアイスクリーム・コーポレーションに在籍してた、当時大学生の
山田敦郎さん（現グラムコ?代表）が担当したそうです。

初期生産と再生産の違い
初期生産にＪタイプは存在しません。８０年代に入ってからの登場です。
初期生産はヘッド形状が丸みを帯びています。

ネック形状
初期から最終生産までネック幅の変更はありませんが、後期生産になるほど厚みが薄くなっていきます。

ボディ
８０年代まではセンターのウォルナットはありますが、
２プライのメイプルです。５つの木片を合わせたような形です。
９０年代以降は１プライのメイプルを使っているようです。

カラー
Ｄタイプはナチュラル、ホワイト、シースルー赤サンバースト（赤リンゴ）、シースルー緑サンバースト（青リンゴ）の木目を生かしたものが多いです。シースルーレッド・シースルーグリーンの塗りつぶしも確認できました。

Ｊタイプは黒以外全てメタリック系のカラーになります、赤・ピンク・青・緑・白・黒・黄が確認できています。

８２年にビルローレンスブランド移行してからは、今は無き三鷹楽器のオーダーで２～３年に一回の再生産を９０年代中頃まで行っていたようです。
２００３年の楽器フェアのオレンジアンプのブースに展示する目的で４本のみ再生産されました。ちなみにエスカッションやピックアップ等の在庫も無くなったのと、工場の縮小もあってエレキ部門が消滅した為、今後の生産は出来ないとの事です。

が、２０１１年イケベ楽器のオーダーで少数ですが限定再生産が決定。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こう言う情報は残していきたいですね。

リンゴと言えば年中美味しいんですが寒くなってくると特に甘くなるような気がしませんか？
正直、私の中フルーツランキングにリンゴは入っていませんでしたが昨年の12～1月に食べたリンゴがメチャクチャ美味しくて1位or2位に急上昇しました。