弘法筆を選ばず No.179 Epiphone CASINO JAPAN

Epiphone CASINO JAPAN
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Epiphone CASINO JAPAN

Epiphone製の「CASINO」です。オレンジラベルの5桁シリアルですので寺田製、人気の日本製カジノです。

シリアルが5から始まるので95年製ですかね？

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スペック

ボディ：メイプル
ネック：マホガニー
指板：ローズ
PU：P-90タイプ（国産）

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まとめ

日本製CASINOは何本か扱っていますがこの5桁シリアル期の個体が多いです。
CASINOは時期や生産国、レアなショップ限定なんかもあり、細かい仕様の違いなどで判断するらしいのですが正直よく分からない、、、(-_-;)

その辺りについてはマニアックな方々や楽器店などの情報がネットに上がっていますので気になる方はググってみてください。

フルアコで重量も軽いんですが音も軽くて、音に個性が在り過ぎる気がして個人的には日本製のCASINOより近年のUSAピックアップが乗っているような海外製の方が扱いやすく感じます。ただその辺りはセミアコっぽくて扱いやすいと思うんですがいわゆるCASINOの音ではないかもしれませんね、、、。

あと現役の方でCASINOをメインで使っている人をあまり見た事が無いような気が、、、ライブハウスで私が見たのはビートルズのコピバンなどぐらいかな？（もちろんポール・ウェラー、ノエル・ギャラガー辺りが使っているのは知っています。）

最近X（Twitter）などでエピフォンがトレンド入りしていました。なんだろうと思ってたんですがどうやらエピフォンをバカにするようなコメントが炎上していたようですね。この手の炎上騒ぎは定期的に起こっていますね。

私はこのブログでも何度も言っていると思いますが音の良し悪しは概ね弾き手の技術や知識やらなんやら全てを含めた「腕」だと思っています。

今はどうかしりませんが、おそらくは変わってないと思うんですが私が現役の頃にライブハウスで活動している方々が使っていた楽器はそんな高価な物ではありませんでした。

Gibsonならその時の現行のレギュラーライン、フェンダーならUSAとJAPANが半々ぐらい？たまにビンテージを使っている人がいましたがそれでも15年以上前でだいたい70年代の個体でした。（その頃は70年代はビンテージじゃないなんて事も言われてましたね^^;）

そもそも貧乏なバンドマンがそんな高額な機材を買えないし、買えたとしても持ち歩くのも怖いし、ライブでセキュリティの甘い楽屋に置いておくのも怖いですよね（当時は楽屋泥棒が話題になった時期もありました）

もし持っていたとしても家から出さないコレクションだったと思います。

当時インディーズシーンでそこそこ有名だったバンドがいたんですが、そこのギタボがエピフォンのSGを使ってました。ギブソンヘッドの日本製ではなく韓国製のエピフォンヘッドでした。

その彼が良い音を鳴らしてまして、ライブ後の打ち上げで「あれはPU変えてるよね？」と聞くと「いやPUは純正だよ。ペグとブリッジは変えてるけど」と言ってました。その時に

あ～～～やっぱ「腕」かと落胆した思い出があります（苦笑）

だからって「それなら安いギターで良いじゃん」ではなくて、その人の出したい音と予算、あとはその後の人生でどれぐらいの頻度で使うか、どれぐらいの高みを目指すかなど？ギターにかける情熱によっては高額なギターを持つでしょう。

他人にどう聴こえるか？ではなく自分が鳴らしたい音が鳴るかが重要だと思うので、安価なギターでその音が鳴らせるならそれはコスパ最高、ラッキーって感じで良いと思います。

自己満足でOKと言うか鳴らしたい音がまず分かってないと自己満足も得られませんね。

まずは自己満足、そして自己主張して、それが聴き手に伝われば良いかなと思います。
伝えられなかったへっぽこが偉そうに言ってますが(；ﾟДﾟ)

ギタリストの宍倉聖悟さんは嵐のライブサポートをしていた時には中古で買ったフェンジャパを使っていたと言うし、DURANさんもFender MEX Road Wornを使っていてPUは純正だと記事で見ました。他にもこのようなプロの方は沢山いると思います。

ド～～～ン！「弘法筆を選ばず」まさにこれでしょう。
ごちゃごちゃ言ってないで、もしごちゃごちゃ言われても練習、練習ですね(´∀｀*)ｳﾌﾌ

最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m