上位モデルかどうかの判断 No.247 Fender Japan Aerodyne AST-110DMC

Fender Japan Aerodyne AST-110DMC
スペック
まとめ
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Fender Japan Aerodyne AST-110DMC

Fender Japan製のエアロダインシリーズの最上位機種「AST-110DMC」です。フレームトップが迫力あります。

シリアルがCrafted in Japan　S0 + 5桁の数字ですので2006～2008年製です。

スペック

ボディ：アルダー2P/カーリーメイプル・ラミネート・トップ
ネック：メイプル
指板：ローズ/22F
PU：HEAVY DRIVE DCS-2（こちらはVANZANDTに交換されています）
カラー：FLA

まとめ

エアロダインシリーズの上位モデル。当時PUにDimarzioが搭載されていたシリーズ「Dimarzio Collection」です。

2006～2007年カタログに載っていました。

この頃の上位モデルには非売品のごついギグバッグが付属していました。

個人売買で購入する際、当時の保証書を捨てたり無くしたりしていてモデル名（型番）が不明な場合が多いのですが、フェンジャパのモデルでこのケースが付属している時は上位モデルと判断していました。

ケースだけ別で買っている可能性もあるので確証はないんですがほぼ外したことはないです。

あとケースが違う物になっていても、PUの配線を見ると上位かどうかが分かったりします。
配線がビニール線ではなくホワイトのクロスワイヤーならUSA製。（ビニールならほぼオリジナルの国産）

ディマジオコレクションなら上位モデル。ビニールなら下位モデル。

もし黄色の配線が1本あったらテキサススペシャルなど。

フェンジャパのJV期の最初期82年の個体（稀に83年にも乗っていたりします）にはグレード関係なく当時の本家から提供されたUSA製、フラートンPUと言われているPUが付いています。配線はビニールなんですが裏側のボビン（板？）が赤だったり灰色だったりするのですぐに分かります。（レッドボビンとグレイボビン）製造年が分かる数字の印字も入っています。面白いのがフロントとリアはグレイでセンターのみレッドだったりバラバラの場合も多いです。これは交換された訳ではなく最初に組んだ人が判断してそうなったのだと思います。これらのPUも近年では価値が上がってきています。

ただし上記の情報はPUが交換されている可能性もあり、素人に毛が生えたような私の主観ですので参考程度にしてください。

購入後にバラシて見た時にパーツがアップグレードされていたり、特殊なオーダーモデルだったりするととても嬉しいですよね。

グレコのEGF850を購入した際にPUがDRY Zだったり、フェンジャパのストラトを買ったらPUがアビゲイルイバラのサインがあったりとビックリするようなサプライズもありました。

もちろん逆にガッカリする事も沢山ありましたけどね、、、。