トレモロスプリング取り付けの小技
タイトルの通りトレモロスプリングを取り付ける際の小技になります。
まあ、「そんなもん、ラジオペンチでぐいっとやれば良いじゃん」とおっしゃる方がほとんどでしょうが工具なんて触らない素人の方にはそれも結構難しかったりします。
正直、私もたまーにラジオペンチではめようとしてビョンと外れてイラっとした事が何度もありますし(ないですか?)
今回のブログはそういった方向けですのでご理解ください。
ただ、そもそもトレモロスプリングを外してはめるタイミングって、、、いつ?と言われると普通に弾いてる分にはそんなにはないんですけどね^^;
それではやってみよう。
まずは外れている状態↓
まずは輪っか部分に紐を通す。今回は麻紐を使ってますがある程度強度があればビニール紐でも何でも良いです↓
次はフック部分を穴にしっかり差し込みます。しっかり入れないと引っ張った時に外れてしまうので注意です↓
っで紐をぐいーっと引っ張る↓
輪っかを引っかけ箇所に引っ掛ける。画像は撮影しながらなので片手でやってますが、左手で紐を引っ張って右手でクイっとはめるとやりやすいと思います。↓
引っ掛けたら紐をしゅるしゅる~と抜きます↓
はい、よくできました↓
様々なトレモロスプリング
スプリングは通常は3本ですが上記画像のスプリングは2本足して5本にしています。私はアームは使わないし、弦を張った時にブリッジが浮いてこないようにする為です。
結構あるんですが弦を張った際にブリッジが上がってしまう、すると弦高が上がってしまい弾きにくいしチューニングも安定しない。
これがまた新品で購入してそのままだとその症状となる事が多い。楽器店からするとビスを締めて張力をかけておくとスプリングの劣化が早まるかもと言う理由もあると思いますがそのまま渡される事も少なくないです。稀にしっかり調整して渡してくれる楽器店もありますが、、、。
初心者の方がそのまま弾いていると当然弾きにくい、上手になりづらい、楽しくない、ギターをやめてしまうなんて話も実際あります。(もちろん原因はそれだけではありませんけど)
その場合は通常はスプリングハンガーを留めている二本のビスを締めたりして調整すれば解消されます。ビスを締めればスプリングが引っ張られる仕組みです。↓
ただ古い中古品を購入した際に稀に経年劣化で張力がへたってしまいビスを締めてもバネが伸びてしまいブリッジが浮いてしまう事があります。
そんな時はスプリングを交換してみると良いかもです。当然音も変わったりするので興味がある方は試してみるのもありですね。
張力が強い物やヴィンテージのスプリングの張力に近づけた物など色々ありますので気になった物をチェックしてみてね↓
まとめ
今回の小技は自分で調整する人や改造しちゃうような人からすると全く必要ない小技ですがドライバーやペンチでさえ触った事ないような方向けの小技ですのでご理解くださいませ。
世界にはこの小技を必要としてる人、知って助かったと言う方は絶対にいるんです!
スッゲー少数かもですが^^;
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最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m
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