Fender Japan TL69-75 Pink Paisley
Fender Japan製のテレキャスター「TL69-75」ピンクペイズリーです。(※正確にはペイズリーレッド)
Aシリアルですので1985~1986年製です。
スペック
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル
指板:メイプルまたはローズ
PU:ヴィンテージPU×2
塗装:ポリ塗装
カラー:PRD(ペイズリーレッド)
※85年カタログから。
まとめ
いよいよ12月、2023年もあと一ヶ月ですね。
皆さんお忙しいでしょうし、暴飲暴食にならないように体調管理にはご注意くださいね。
「ピンクペイズリー&ブルーフラワー」
1968年当時に大流行していたサイケデリックムーヴメント、ヒッピーカルチャーに便乗しFender社がピンクペイズリー&ブルーフラワーのテレキャスターを発表したそうです。
wikiを見てみると↓
「1968年と69年にはサイケ・ブームもあってピンク・ペイズリーとブルー・フラワーの柄を貼り付けたモデルを発売した。壁紙を貼り付けて、シースルー塗装し、クリアを吹くという方法で製造された。」
こちらは以前ご紹介したピンクペイズリー(No.9)とは別の個体になります。
ピンクペイズリーはAシリの前にJVシリアルの個体も有り、この後にも数回復刻されていますが毎回ブルーフラワーと一緒に復刻されてた気がします。指板がローズになったり変更点もありました。
ただJV期のブルーフラワーは見た事がないですね。(カタログにも無いので存在しないのでしょうね)
JVシリアルについてはこちらをご覧ください↓
※後に分かった事ですがJV期やAシリ期、80年代の個体はメイプル指板のみだと思っておりましたが当時のカタログでは指板が「メイプルまたはローズ」となっていました。
この時期のローズ指板のピンクペイズリー(ブル―フラワーも)は私は見た事がありませんのでもし実在するなら超珍しいと思います。ただ個人的にはカタログに書いてあっても存在しないと思っています。
最近の市場ではピンクペイズリーTLでも特に80年代の個体が高騰しているようです。
まあ、海外での価格の高騰の影響から80年代のモデルは総じて高騰していますが、、、。
ピンクペイズリーやブルーフラワーはテレキャス以外にもストラトや、まさかのジャズマスターなんかも発売されました。
ピンクペイズリーにはなんとジャガーもあります。↓
近年ですとイケベ楽器さんの40周年記念で発売された「ピンクペイズリーTLが経年劣化でピンクからゴールドへ退色したのを再現する」と言う何ともマニアックなモデルもありました。イケベさんの限定モデルは興味深い面白い物が多いですね。↓
メチャメチャ渋くないですか?
80年代のフェンジャパでもごく稀にこれぐらい退色したのを見かけますがあれは自然なのか最初から加工してあるのか、、、そもそもポリ塗装でもこんな風になるんですかね?
日焼けさせればなるのか、でも表面だけ退色してもだし、ムラになったらカッコ悪いし、綺麗に良い感じになんて奇跡に近いのかも、、、。
最近Fender x Wranglerがコラボして発売されたこのケース、ポケットの裏地?がピンクペイズリーなんですよ。外側もデニム生地を使っているので使い込んでいくとヴィンテージジーンズのようにアジが出てくるのかもね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m
あなたのお探しの楽器、機材が見つかるかも?
私CHAPがお買い得だと思う&おススメの楽器、機材などを楽天ROOMでご紹介しています。是非覗いてみてください。↓(マメに更新中で現在1000点以上。中古1点物は早い物勝ちです。)
.